たつの町家 – モデルハウス

 

たつの町家のモデルハウス

 

『 たつの町家 』は、むかしの町家に学んだ『 パッシブな建築の仕組み 』にいまの『 新しいエネルギー技術 』を組み合わせた、現代の町家です。

 

パッシブとは・・・

特別な動力機器を使わず、建築設計の工夫によって太陽や自然の風、気温の変化、大地の熱といった自然エネルギーを利用して、暖房や冷房(室内気候調節)を行うこと。

 


現代的背景からいえば、町家とは商人・職人など町人が住み業を営むための都市型住宅のことを言います。道路に接し、隣家に接して隙間なく建てられ、屋根・軒・格子が連なり、それが調和を醸し出し、独特の景観をつくりだしてきました。

たつの町家は、城下町として繁栄した龍野のイメージを思い起こさる建物として、町家スタイルの暮らしを提案する住宅として建築いたしました。

建物面積は1階77㎡(23.30坪)、2階29.55㎡(8.93坪)。延床面積は106.55㎡(32.23坪)の木造在来軸組工法の住宅です。
家族構成については、夫婦と子供2人の4人家族を想定いたしました。

「たつの町家」の住まい方の考えとしては、部屋と部屋を組み合わせた「間取り」でプランするのではなく、「場所」をプランニングします。メーターモジュールを基本に用い、6m×6mをベースに居住空間(くつろぐ・たべる・寝る)をつくります。ここで生活を完結されることができ、足らないもの(玄関・水廻り・収納スペース等)をゲヤ部分として構成されています。箱階段や箱窓などむかしの生活スタイルに学んだ家具がたくさんあります。

土間ポーチから裏庭までつながる通り庭のような廊下や、家の中と外の境目に「パーゴラデッキ」などの中間的な場所を設け、そこから生まれる気流を利用して、風の道をつくっています。1階に寝室を設け、2階に子供室や客間を配したのは、親子のプライベートを尊重した独立性を持たせたプランニングになっています。また、外周壁だけで耐震をまかなう構造のため、家の中には耐力壁がありません。したがって、家族の変化に応じて、家の中が自由に変えられます。

「たつの町家」は、南には落葉樹と前庭を置いて夏のカーテン代わりにしています。その他、法規によってできた隙間を生かし、様々なタイプの庭で周囲を包み部屋のひとつに取り込むことを、設計する上で大切に考えています。

次に、「たつの町家」のエネルギーの利用について、春や秋にはなるべく窓を開いて風を通し、夏や冬の寒暖期には、小さな熱源で冷暖房をまかなう仕組みです。この考え方を実現するには、家の断熱性を高める必要があります。そのため、断熱と調湿のための素材を紹介します。

まず、屋根の断熱材には、「木質繊維断熱材」を採用しました。木質繊維断熱材はヨーロッパでは多く使われているもので、断熱だけでなく蓄熱性能(熱をためる力)があります。室内に発生した暖気や冷気が外に出にくく、ヒートロスを減らします。むかしの茅葺屋根と同じような性能を期待することができます。

続いて、主要な内壁の仕上げは「珪藻土」としました。珪藻土は、夏場の湿気の多い時は湿気を吸収し、冬場の湿気が少なく乾燥している時は湿気を吐き出し、結露と湿害を防止する効果を持っています。人間の体感温度は湿度に左右されますから、湿度をうまくコントロールすることで、冷暖房のエネルギーが少なくてすみます。

熱源については、全て電気で行います。給湯は深夜電力を利用してお湯をため、コンロはIHヒーター、夏場はエアコン、冬場の暖房は床置き型の蓄熱暖房機を採用しています。また、これらに使う電気を屋根に載せた太陽光発電パネル(6キロ)でまかなえるように考えました。


モデルハウスとして常時公開していますので

いつでも見学が可能です

お気軽にご連絡下さい♫

 

℡ 0791-63-2992

 

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